どうやって情報得たの?Fijiのクラスメイト70超えの元気なおばぁちゃん現る

Fijiの語学学校には、年齢様々な学生が集まってきています。

下は高校生から、上は70代後半まで。


大体学生の長期休暇時期になると平均年齢が一気に若くなるこの学校、

私は7月8月と在籍していたので、

前半は社会人/後半は学生メインな環境の中、

毎日学校に通っていました。


毎週金曜日に行われる卒業式で、徐々に仲間が旅立ち

ついには親しい友人がほぼ全て旅立ち

周りには知らない若い大学生が沢山。


勉強しに来たし、元々Philippinesでは1人だったので慣れっこ。

のはずが、少しさみしい日々。

あと2週間でニュージーランドだけど、

その2週間という時間が案外長く感じてきた。


友人を送った翌週、そこには新しいクラスメイト。

そうです、ここFijiでも学期制度があり都度クラスが総入れ替え。

今までのクラスとは完全おさらば、新たなクラスメイトとスタート。


クラス替えはどうでもいいけど、

とにかく英語が集中して勉強できれば文句なし。


そんななか、クラスへ足を踏み入れると

予想通り90%が大学生。

明らかに場違いな26歳の私。


と、

雰囲気も、服の色さえも目立つ、

明らかに場違いな人がもう一人。



そうです、これがこのおばぁちゃんとの出会いのはじまりです。笑


真っ黄色な洋服に、すこしおしゃれなパーマ。(天然なのかな?)

首から下げた老眼鏡がアクセサリーのように輝いています。

目がクリクリで、歯も丈夫そう。明らかに元気なおばあちゃん。


自己紹介している内に授業が始まり、

そのおばぁちゃんの威力を知る。


今の学生にはなかなか見られないくらいの積極性、

挙手からの大声で質問、わからない時は遠慮せず再度質問。

しっかりと自分の感情も言葉だけでなく、身振りや表情でも表現。

音読ももちろん誰よりも1番大声


隣のクラスが聞こえているんじゃないか?

という程。

いや聞こえていたらしい、隣だけでなくその隣も。


圧倒されたまま授業が終了。

もう私はそのおばぁちゃんと話がしたすぎてたまらなかった!笑




お昼を誘って早速おばあちゃんに質問攻め。


どうやら、昔から旅が好きで色々な国に出掛けていたらしい。

しかもバックパックで。その旅のしかたもワイルド。


今でこそバックパッカーなんて流行ってて、

情報だってインターネットでサクッと検索。

旅のギアだって軽くて、小さくて便利なものが沢山。

おばぁちゃんの時代はその情報がない。


だからとりあえず航空券を買ってその国まで行く、

その後現地についたら人に聞いて宿を探す。

ネット予約なんて便利なものは無いから、直接宿へいったそう。

ときには言葉もしゃべれないのに現地の人の家に泊まったり、

ロマンスもあってスペイン人?(定かでない)と恋に落ちたとの事。

おばぁちゃんの冒険話しは聞いてて飽きなかった。


仕事は国語の先生をしていて、今は引退。

彼氏も居るとのこと。!!

どうやら未婚なおばぁちゃんは、妻子持ちの彼氏(離婚予定だけど面倒だから公的手続きはしていないけど、事実上別居し離婚)がいる。

と、最後まで私を驚かせてくれた。


何でも気になったらどんどん挑戦するその姿勢は、

見習わなければならない。


私のFiji生活最後の2週間で、こんなにも驚きの出逢いがあるとは。

残りの2週間、毎日おばぁちゃんと話して学ぶことを第二の目標にした私は

その後もWOWな経験を何度もすることと成りました。

(詳細はまた今度。)


Be Mature / Etsu

初めての海外留学とワーホリで得たbe matureな軌跡や経験をシェア。過去を振り返りながら綴ります。