奇跡的なFijiのホストファミリー

前にも話した様に、Fiji語学留学中ではホームステイをしていた。

ここFijiは、先住民のフィジアンだけでなく

インドからの移民の子であるインディアン、ヨーロッパ系、

中国系など様々な人種が交じる多民族国家。

その中でもフィジアンとインディアンが多くを占める。


そしてホストファミリーになるためには、ある一定の条件が必要で

その条件をクリアするのも少し裕福ではなくてはならない。

そんな条件から、ホストファミリーは大抵約8〜9割は

インディアンの家族がなっていることが多い。


そんな中、運がよいことに私はフィジアンの家族のホストだった。

母と子の2人家族。実際にはニュージーランドに娘が一人留学中、

兄2人は既に結婚し子供も居て近隣にすんでいる、父親はよくわからない。

そんな家族の元へホームステイをしていた。


ママのルーシーは、料理が上手な見た目THEフィジアン。

だけど実はおじいちゃんはインディアンというハーフ。

娘のノナは活発で元気な女の子。


気になる家は平屋の一軒家に庭がついた作り。

電気はあるし、お湯も使える。シャワーもお湯(これはホストのルールらしい)。

でもネットはないから自分でデータを買う必要がある。

私の部屋は、5畳ほどのスペースにベッドと棚、小さな机と椅子があった。

狭いけど、勉強に来ているわけだから十分だった。


毎日朝食と夕食は家でママが作ってくれる。昼は自分で調達。

朝食はロッティというクレープ生地が厚みを持ったような物かパンがメイン。

炒めた野菜や肉を巻いたり、ジャムを塗ったりして食べる。

夕食は料理上手なママが豪華なフィジー料理を作ってくれた。

インディアンのホストに当たった友人の話を聞くと、毎日毎食カレーらしい。毎日。

本当にフィジアンのホストで良かったと心から思った。笑


ここFijiでは小学校から(過程ではその前言葉を話し始めた頃から)

英語をガンガン習い始める。むしろ英語で全て習う。

だから、9 歳だったノナも英語ペラペラ。

むしろ家ではルーシーが英語と決めているらしい。

もちろんフィジー語も話せる。つまり、9歳で二ヶ国語流暢。

この事実、わかります?


多民族国家だからこその事でもあるんだけど、

今後英語って世界共通語で話せて当たり前の時代。

むしろ3ヶ国語とか普通でしょ?

な時代に為る、確実に。

けど悲しきかな、

日本にいるとこんな事も気が付かない、知ってても気にならない。

だって多民族国家じゃないもの。

でも確実に世界は進んでいると言う状況を、決して忘れてはいけない。


Fijiでも確実に英語だけでなく毎日何かを学びながら過ごしていた。


Be Mature / Etsu

初めての海外留学とワーホリで得たbe matureな軌跡や経験をシェア。過去を振り返りながら綴ります。